2018年03月19日

障がい児クラブでの活動紹介

エファジャパンが連合愛のカンパのご支援をいただいて、ベトナムのハイフォン市で障がい児クラブの開始を支援をしてから4年が経ちました。現在は、5つの地域の障がい児クラブ(ドンクオックビン地区、ティエンラン町、タンフォン村、ダイバン村、ホアビン村)を支援しています。

各障がい児クラブでは、地域の障がい児たちが登録し、遊戯や文化活動、カウンセリング、リハビリケアなどを行なっています。

最近の活動の様子を紹介します。

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描いた絵を掲げる子どもたち(ティエンラン町障がい児クラブ)


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ダンスの練習をする子どもたち(ダイバン村障がい児クラブ)


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寄贈した玩具で遊ぶ子どもたち(ドンクオックビン地区障がい児クラブ)


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大学生ボランティアも活動に参加(タンフォン村障がい児クラブ)


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中秋節のイベントでの獅子舞の舞い(ホアビン村障がい児クラブ)


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中秋節のイベントで子どもたちに土産を贈呈(ホアビン村障がい児クラブ)


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リハビリワーカーによる重度の障がい児戸別訪問リハビリ(ダイバン村障がい児クラブ)


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ソーシャルワーカーによる戸別訪問カウンセリング(ダイバン村障がい児クラブ)


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「東南アジアの障害児に車椅子を贈る会」から脳性まひの子どもに車椅子を寄贈(ドンクオックビン地区障がい児クラブ)


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保護者を対象にしたピアカウンセリング(ティエンラン町障がい児クラブ)


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定期活動会議(ホアビン村障がい児クラブ)


障がい児クラブによる活動を通して、障がい児や保護者が少しでも生活の中で楽しみや喜びを見出してくれればと思います!

(崎)



08:28 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

ラオスの山岳地域で学校図書室を設置

1月6日から、ラオス東北部の山岳地域に位置するフアパン県に出張に来ています。今回の出張の目的は、小中学校に14箇所の図書室を設置すること。

その時の様子の一部を紹介します。

車での移動。ほとんどの道は舗装されていません。

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フアパン県の中心地から図書室を設置した一番遠い学校までは、山道を一日かけて車で移動することになります。

移動するだけでも疲れますが、それ以上に大変なのは本と本棚を各学校に搬送すること。
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フアパン県に本屋はないので、本はエファジャパンが首都ビエンチャン都で購入し、バスでフアパン県教育局に搬送。

本棚はフアパン県で発注し、その後フアパン県教育局がトラックで本と本棚を事前に各学校に搬送してくれました。今回は全部で本を収納した段ボール58箱、文房具6箱、本棚56架を搬送。

このような場合、多くの教育局が各学校へ搬送するための輸送費や日当、諸経費の支払いを求めてきますが、フアパン県教育局は自費でしてくれます。感謝!

図書室設置の様子。
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山岳地域は寒いので、焚火で暖まりながら先生たちと話し合い。
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焚火の傍で昼食を取る子ども達。
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エファジャパンは学校図書室を設置する条件の一つとして、図書室専用の部屋を学校で確保することをお願いしています。

これは、昨年4月にある小学校へ事前調査に行ったときに職員室で打ち合わせをした時の様子。この小学校は図書室がどうしても欲しいということで、この職員室を図書室にするとのこと。
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今回の図書室設置で、職員室が図書室に様変わりしました。
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では、「職員室はどこに移動したか?」と尋ねると、「職員室を村から運んできた」と言います。「???」、校舎の横には以前はなかった建物が…
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村人たちが、この建物を手で持ち上げて運んできたとのこと。恐れ入りました。

子どもたち。
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小学校で壺酒をご馳走になりました。
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ある村の風景。
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家の中はこんな感じ。
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村の中で一番立派な建物はお寺。村人たちの寄付によって、建設されたそうです。
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ある小学校の校庭。この時期、フアパン県では梅の花が咲いています。
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絶景!
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(崎)


19:46 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

組合員OGの方らによるラオスでの読書推進活動研修

11月末、読書推進活動研修の一環として、「3匹の子豚」を題材としたペープサート(※)と「科学あそび」の研修をラオスのビエンチャン都立図書館の職員を対象に行ないました。

講師を務めてくださったのは、東京都調布市で司書をされていた自治労元組合員の関谷さんと、そのご友人で「子どもと科学をつなぐ会」代表の代田さん。

関谷さんは以前、自治労東京都本部主催のラオスツアーでラオスを訪問されて以来、ラオスでの図書支援活動にご尽力されており、ビエンチャン都内に図書館を設置したり、ボランティアでラオス国立図書館やビエンチャン都立図書館の職員らに読書推進活動の研修などを行なってきました。 

エファジャパンもラオス国立図書館やビエンチャン都立図書館を支援してきたことから、これらの図書館職員への研修、エファジャパンの活動への助言、業務の一部委託などを通して、お世話になっています。 

今回の研修では笑いに包まれた和やかな雰囲気の中、ビエンチャン都立図書館の職員たちは「3匹の子豚」の物語の紹介、ペープサートで使う道具の制作、実演の仕方などを学びました。

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「科学あそび」では、子ども達は日常生活の中で起こる「なぜ?」「どうして?」「こうかな?」という出来事を実験を通し考え、日常の「不思議」を体験します。

代田さんによる研修では、「空気の振動」や「視覚の変化」、「摩擦と共鳴」などの不思議を子ども達に体験してもらうための実験の仕方について学びました。

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また、代田さんは近郊の小学校と中学校も訪問して、「科学あそび」での実験例を紹介し、子ども達にも実験に参加してもらいました。「なんで、こうなるの?」と子ども達は、興味津々です。

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エファジャパンは、自治労組合員の参加を支援活動の柱としており、地方自治体業務の中で組合員が蓄積した経験・技術を、現役組合員や元組合員が現地の人々と一緒に考え、参考にし、活動の中に取り込んでいきたいと考えています。

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今回、関谷さんと代田さんにビエンチャン都立図書館に来て研修していただいたことで、ビエンチャン都立図書館の職員が読書推進活動で子ども達に実践する題材のレパートリーをまた一つ増やすことができました。

こうしたことの積み重ねが、ビエンチャン都立図書館による読書推進活動スキルをラオスにある公共図書館の中で最も多様でレベルの高いものにしています。 

(※)紙人形劇のこと。楕円形の厚紙に割り箸状の棒を貼り付け、厚紙の表裏に物語の登場人物を描き、物語の進行に合わせて棒を繰る。日本では幼児向けの紙人形芝居として幼児教育の現場などで行なわれている。

(崎)
10:36 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月21日

ラオス・小学校校舎建設事業終了までの経過

エファジャパンは自治労東海地連のご支援でラオス中部のサワンナケート県ナーハンケー村小学校の新校舎を建設しました。今月、その校舎の活用状況を視察に行ってきました。

サワンナケート県立図書館から新校舎建設の要請を受け、事前調査に行ったのが2014年4月。

ラオスの首都ビエンチャン都から片道バスで約10時間。その後、サワンナケート県中心部からナーハンケー村小学校まで車で2時間30分の道のり。

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旧校舎

その後、調査結果をドナーである自治労東海地連に提出し、新校舎の建設をご支援いただけることになりました。

しかし、手続きなどで調査結果の提出から建設開始までに1年近くが経ち、その間円安が急激に進んでしまいました。そのため予算が足りなくなり、当初の設計から変更しなければならないことに。

変更後の設計でも、建設会社2社から送られてきた見積もりはこちらの予算を上回っており、何とか交渉しようとしたものの、提示した予算では校舎の建設は無理と断られ...

最後に頼みの1社に問い合わせ。この建設会社は、ビエンチャン都に事務所があり、エファジャパンが小学校図書館を建設する時には、いつも建設を依頼している建設会社です。

社長の母親は、教育支援のNGOを運営していることから、エファジャパンの活動に共感してくれており、「これじゃ、利益が出ない」と言いながらもギリギリの価格でエファの建設発注を受けてくれることに。

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「利益が出ない」と言いながら、トイレが学校にはないということで無償で設置してくれました。

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写真右側のラオス人らしくない風貌の人が建設会社の社長。ポーランドで建築学を学びました。


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建設に当たっては村人たちから村の木材を集めてもらい、提供してもらいます。

その後、2015年6月から建設が始まり、2015年9月に建設が終了。

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その期間もエファの職員を派遣し、建設状況をチェック。

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完成した新校舎。

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旧校舎時の授業風景。

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新校舎での授業風景。

新校舎建設後は、東海地連のご一行も来て落成式を開催。

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落成式。


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お別れの際、見送ってくれる子ども達。


新校舎建設前の旧校舎には2教室しかなく、1年生と2年生、3年生と4年生が同じ1つの教室で、先生1人が教える複式学級を採用していました。また、5年生は校舎裏の外で授業を受けていました。

今月の視察では、新校舎を建設し教室数が増えるに当たって、きちんと先生が増員され、1クラス1教室に1人の先生が担当する体制が採られていたことが確認できました。

新校舎建設前に先生の増員について地元の教育局とは文書で合意していたものの、この合意がきちんと守られるか気がかりでした。

1教室当たりの面積、教室数、先生の人数が増えたのに応じ、各学年の子どもたちの人数も増えたことを確認し、一安心。

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一緒に建設した図書室もよく利用されている様子。

これで、この事業は予定通り終了することができたことになります。

東海地連の皆様、温かいご支援どうもありがとうございました!

(崎)




17:00 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月09日

障がい児者のいる貧困家庭の収入向上支援

エファジャパンは、ハイフォン市ソーシャルワークセンターや町・村の人民委員会と協力して、ダイバン村と二エムギア町の障がい児者のいる貧困家庭10世帯の収入向上支援を始めました。ダイバン村ではエファジャパンが障がい児クラブの活動も支援しており、今回の支援家庭の子ども達もこの障がい児クラブのメンバーです。

支援内容は各家庭の状況によって、家や路地での飲食の販売、床屋の営業、農業など異なっており、日本円で1世帯最大5万円を支援します。

今回は、これらの支援する3つの家庭を紹介します。

1.ダイバン村:タム(仮名)さん一家
タムさん(45歳・女性)には、2人の子どもがいます。息子は結婚して自立していますが、中学生4年生の娘は精神疾患です。夫は蒸発していません。タムさんはダイバン村小学校の前の路地で、駄菓子やジュースを売って収入を得ています。1ヵ月の収入は大体2,000,000ドン(約10,000円)/月で、他に政府から精神疾患の娘に540,000ドン(約2,700円)の手当が支給されています。

タムさん一家には、パンやソーセージを焼く器具を支援する予定です。

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タムさんの売り場

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タムさんに聞き取り

2.ダイバン村:トアン(仮名)さん一家
トアンさん(34歳・男性)は、事故に遭って体を十分に動かすことが出来ません。トアンさんの家族には、妻と子ども2人がいます。小学校2年生の息子は、注意欠陥・多動性障がいの症状が見られ、2歳の娘は心臓病を患わっています。トアンさんは外に働きに行くのが困難で、妻は家族の世話をしながら、トアンさんと一緒に家で鶏を飼ったり、もやしを栽培・販売したり、他人の散髪をしたりして収入を得ています。一家の収入は大体1,500,000ドン (約7,500円) /月で、他に政府からトアンさんに389,000ドン(約1,950円)/月と心臓病の娘に540,000ドン(約2,700円)/月の手当が支給されています。

トアンさん一家には、床屋の開店やもやしを栽培・販売する設備整備ための支援をする予定です。

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トアンさん宅

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このスペースに一家4人で暮らす。写真中央の子は、心臓病を患っている2歳の子。

3.二エムギア町:マイ(仮名)さん一家
マイさん(43歳・女性)は、軽度の精神疾患を患わっています。マイさんには、背中に障がいを抱えている姉と暮らしている他、中学校4年生と小学校4年生の二人の娘がいます。マイさんもマイさんの姉も会社勤めするのは難しく、一緒に路上でジュースやお茶を販売し、収入を得ています。娘二人も時々販売を手伝っています。一家の収入は、大体1,000,000ドン(約5,000円)/月で、他に政府からマイさんには405,000ドン(約2,000円)の手当が支給されています。

マイさん一家には、サトウキビジュースを作って販売するための器具一式を支援する予定です。

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マイさんの売り場。マイさんとマイさんの姉に聞き取り。

経済成長を遂げているベトナムでは貧富の格差が急激に拡大しています。都市部では月収10万円以上の所得を得る人も出てきた一方で、紹介した家族のように発展から取り残され、大変な生活を送っている人たちも少なくありません。特に、障がい児者がいる貧困家庭は、ベトナムの中でも最も厳しい生活環境に置かれています。

彼ら家族が抱える負担、哀しみを少しでも軽減していきたいと思います。

(崎)

15:35 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月20日

カンボジア出張報告

 9月4日から10日間の日程でカンボジアに行って参りました。今回訪問したイエン村は、元々居住していた少数民族と、その後に移住したクメール族が共存する村で、現世代ではかなりの数の住民が混血だということです。工事中の架橋までは4WDの自動車で移動、その後ボート、トラクターと乗り継ぎました。

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ボート乗り場

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トラクター・タクシー

  エファジャパンがカンボジアの市民団体・SCADPを通じて支援している寺小屋教室は、これまでは1〜2年生クラス、3〜4年生クラスの2クラス編成でしたが、10月からの新学期には5年生クラスを開始する予定で、私たちがこの村を訪問した際には、すでにプレ授業が行われていました。
 5年生を担当する新しい先生は、イエン村出身で、郡都にある高校を卒業したそうです。イエン村から郡都までは、車で1時間ほど離れているため、親戚の家に下宿して高校に通っていたとのことでした。故郷で暮らす子ども達に勉強を教えられることに喜びを感じているとのことでした。

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5年生を担当予定の先生

 お盆(9月末)明けより、SCADPプレアビヒア児童保護施設で、Trainer of Teachersであるオゥン先生による研修に参加し、教授法を学ぶ予定です。     (島)

2017年08月19日

ハイフォン市生活独立クラブでPCM研修を開催

ハイフォン市生活独立クラブはハイフォン市の障がい者たち有志によって2011年に結成された障がい者団体です。

エファジャパンはハイフォン市の障がい児クラブでのピアカウンセリングの実施など、時折、ハイフォン市生活独立クラブと協力して、障がい児支援を行なっています。

ハイフォン市生活独立クラブを資金援助してくれる団体はありませんが、当クラブのメンバーやボランティアの人たちが毎月少しずつ積み立てているお金を活動資金として、自分たちで出来ることをしようとしています。

しかし、今後当クラブでも初めて活動のためのまとまった資金を得られるかもしれないということで、プロジェクトの計画・立案の方法について学ぶため、メンバーたちがハイフォン私立大学(Hai phong private university)に集まり、ベトナム駐在員の崎川がハイフォン市生活独立クラブのメンバーにPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)の研修を行ないました。

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ハイフォン市生活独立クラブのメンバーの関心は、やはり自分たちで働いて如何に収入を得て自立した生活を送れるようになるかということ。プロジェクトの目標は、手工芸品の製作・販売により収入が得られるようになることに決まりました。

本研修は全部で2日くらいかかりますが、ハイフォン市も夏で暑いため今回は途中で切り上げ、続きは後日行うことにしました。

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クラブの雰囲気はいつも和気あいあいとした雰囲気。

当クラブのメンバーの何人かは、ベトナム国内だけでなく、日本や韓国、タイなどで障がい者事業関連の研修やワークショップに参加したことがあります。彼らはそこで学んだことを自分たちのクラブに持ち帰りすぐに実践しようとします。

途上国では政府役人に研修をしても、自分のメリットにならなかったり、やる気がなかったりして、現場に戻っても研修の成果が生かされないケースが少なくありません。

そういう意味でも、ハイフォン市生活独立クラブで研修を行うことにはやりがいを感じます。

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関係者分析

当日はちょうどハイフォン私立大学20周年記念のプロモーションビデオ撮影日と言うことで、学長もビデオ撮影のため研修を視察に来ました。

私も撮影のため学長から花束を受け取るようにお願いされ、プロモーションビデオ撮影のために一役(?)買いました。学長はとても人情味のある温厚な方です。

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ハイフォン市生活独立クラブは、残念ながらベトナム政府公認の団体として認められる法律上の要件をまだ満たしていないため、エファジャパンは資金的な支援はできませんが、出来る範囲で活動を助けてあげたいと思います。

(崎)
13:27 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

障がい児クラブで保護者にピアカウンセリング

エファジャパンはベトナム・ハイフォン市で支援している障がい児クラブの保護者達を対象にしたピアカウンセリングを始めました。

このピアカウンセリングは、エファジャパン、現地政府協力機関のハイフォン市ソーシャルワークセンター、民間の障がい者団体ハイフォン市生活独立クラブが協力して行っています。

ベトナムで活動する海外NGOは現地の政府機関を協力機関として一緒に活動することが義務付けられています。

上(政府)が下(市民)を先導しての地域参加(=地域動員)という概念が強くあるベトナムの政府機関にとって、皆で民主的に思いを共有するピアカウンセリングの実施は決して興味深い活動とは言えません。

そのため政府機関も協力しての、特に農村部の障がい児の保護者を対象としたピアカウンセリングの実施はベトナムでも新しい試みだと思います。

ピアカウンセリングを実施する準備にあたって、ハイフォン市ソーシャルワークセンターからは、「ファシリテーターは仕事に就いて自立した生活をしている障がい者のモデルになれる人が務めるべきだ」、ハイフォン市生活独立クラブからは「仕事に就いているかどうか、障がい者のモデルとかは、ピアカウンセリングに関係ない」など意見の相違はありましたが、それでも当センターの職員はベトナムの機関の中では比較的オープン・マインドの人達なので、ピアカウンセリングを実施できる運びとなりました。

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障がい者当事者同士によるピアカウンセリングは、日本財団がベトナムの障がい者団体で研修などの実施を支援していたそうです。

今回ファシリテーターを務めたハイフォン市生活独立クラブの2名も身体障がい者ですが、彼女らも日本財団の支援でファシリテーターとしての研修を受けたことがあり、自分達のクラブのメンバー間でも定期的にピアカウンセリングを実施しているということです。

しかし、ピアカウンセリングは都市部にある民間の障がい者団体内だけで行なわれることが多く、そこから広まっているとは言えません。その理由としては、農村部では障がい児者やその保護者が集まる機会がないこと、行政を通じて集めるのは手続きなど複雑な事、行政自体が熱心でないことが挙げられます。

障がい児の保護者と話をしていて大抵求められるのは、通院費や手術代、生活費の支援です。

今回初めて農村部の保護者にピアカウンセリングを実施するとあって、趣旨をよく理解していない保護者が、これらの費用の支援を求めてきて、共有すべき話・テーマから逸脱してしまうのではないかという懸念がありました。

ピアカウンセリングの最中実際にそのような話もでてきましたが、ファシリテーターの2人が、自分達で今出来ることを話し合うような流れを作ろうとします。自分の子どもへの思いを吐露することで、泣き出す保護者もいました。

ベトナムの農村部の大人達は皆で集まって討論したことのある経験もあまりなく、まだ慣れていないとあって、今回のピアカウンセリングでは皆で話し合うというよりは、ファシリテーターの問いかけに一人ずつが答えると言う感じで進行しました。

ハノイやホーチミンの都市部ではパソコンやスマートフォンを駆使し、障がい児の保護者同士が連絡を取り、自分達で親の会を結成し、障がい児のための様々な活動を行なっています。親の会のメンバーの教育水準も高く、英語や日本語ができる保護者も少なくなく、海外から情報や支援を積極的に集めています。

一方、農村部の保護者は工員や農民、日雇い労働者の人達が少なく、経済的に厳しい状況下にあります。上(政府)から言われて何かをすることには慣れていますが、新しいことを自分達で始めることには慣れていません。

都市部のように当事者たちが自らの意思で集まって何か活動が始まるようになるには、まだまだハードルは高いようです。

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ピアカウンセリングを実施し続けることで、保護者達をエンパワメントすることができるのか、何か変えることをできるのか或いは何も変わらないのか、手探り状態です。

ただ、障がい者当事者団体であるハイフォン市生活独立クラブの協力を得て、ベトナムの農村部で始めてみるのは貴重な一歩であることは間違いないと思います。


(崎)
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2017年07月10日

日本で働きたい障がい児の父親

先日、エファが支援しているベトナム・ハイフォン市の障がい児クラブの活動を視察した時、ある障がい児の父親と話をしました。

家族は妻と5歳になる男の子の3人で、5歳の子どもは聴覚障がいを患っており、一度手術をしたことあるものの、まだ耳が良く聴こえないということでした。

もう一度手術を受ければ耳が良く聴こえるようになるということですが、手術費用は日本円にして370万円かかるとのこと。

その父親は昔静岡県の製紙工場で1年ほど工員として働いことがあり、日本語も少し話せます。現在は、ハイフォン市郊外の製紙工場で働いており月収は(直接は聞いていませんが)恐らく2万円〜3万円だと推測されます。

そこで子どもの手術費用を貯めるために、もう一度日本で働きたいということでした。日本で単純労働に就いているベトナム人の技能実習生が1年で100万円貯めていると仮定しても、370万円貯めるには4年弱はかかります。

問題は働き口を探すこととビザの取得。

技能実習生ならベトナムの至る所で、(怪しい会社も多いですが)人材派遣会社が募集しているのを目にします。彼に「技能実習生としてなら3年〜5年働けるのではないか?」と尋ねたところ、「28歳までしか駄目で、私は31歳だから無理です」という回答。

私自身詳しく技能実習制度を知っている訳でないので、自宅に戻ってネットで同制度を調べてみると28歳という年齢制限はないような気が…

よく批判の対象になる日本の技能実習制度ですが、同制度で働きお金を貯めてベトナムに戻り新たな小ビジネスを始めたり日本語を覚えたりして、感謝していると言うベトナム人にも少なからず現地で会ってきました。

より良い暮らしをしたいと思う以前の段階として、子どもの障がいを治すために日本で働きたいという彼の思いには、子を持つ同じ親として心を打たれる思いがします。

もう少し私自身でも探してみて、何かあれば彼に情報を提供してみたいと思います。

(崎)
18:51 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

ラオス学校図書館・図書室設置開館までの流れ

ラオスでは全学校数の1割〜2割しか図書館・図書室がまだ設置されておらず、地域には本を売っている店もほとんどなく、教科書以外の本に触れる機会がない子ども達も少なくありません。

エファジャパンは、自治労各県本部や個人のご支援により、ラオス各地に学校図書館・図書室を65箇所設置しています(学校図書館は校舎とは別に独立した建物を建てた図書館で、学校図書室は既存の校舎の教室の空いたスペースに本棚と本を設置した図書室です)。

今回は、その学校図書館・図書室の設置開館に至るまでの流れをご紹介します。

1.まずは、図書館・図書室設置をする学校を選定します。選定に当たっては、ラオス国立図書館や各県の県教育局と相談し、幾つかの設置候補校を選びます。

2.候補に挙がった学校に調査に行きます。学校側の熱意、子ども達の本を読む機会、図書館・図書室設置後の運営体制、村人の協力具合などを総合的に判断して、図書館・図書室設置校を決定します。
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3.図書館・図書室設置校が決まったら、エファジャパン、ラオス国立図書館(或いは各県の県教育局)、学校、地元の教育局、村の間で、合意書を作成し、サインします。

4.図書館を建設中の場合は、時々建設状況を確認しに行きます。
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5.建設が終わると本棚と本を寄贈し、図書館・図書室運営管理研修を学校の先生たちに実施します。
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6.その後、図書館・図書室の本の登録作業に取り掛かります。本の登録作業には、学校の生徒たちにも手伝ってもらうことがあります。

7.本の登録作業が終了後、いよいよ図書館・図書室の開館となります。開館時にはたくさんの子ども達が図書館に押し寄せてきます。
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ラオスの子ども達は絵本が大好き!子ども達は皆声を出しながら読みます。
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たくさんの本を読んで感性豊かな大人に育ってほしいと思います。

(崎)
10:37 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする