2013年10月31日

特定秘密保護法制定に反対する

ばらまいている金を「煙幕」にして、アナクロニズム政権が特定秘密保護法案を閣議決定しました。制定に反対する者として、思いを同じくするアフリカ日本協議会代表理事の林達雄氏のメッセージを掲載します。

彼とは、1985年のエチオピア飢饉の際、団体は異なりましたが、同じような時期に現地で仕事をしたことがあります。

以下、引用。

人の命を救い、生きる権利を守る取り組みを妨げる特定秘密保護法制定に反対する

(特活)アフリカ日本協議会代表理事 林 達雄

私たちNGO、研究者、市民団体はグローバルな社会の中で、情報を集め、発信し、人の命を救い、生きる権利を守るよう努力してきた。

2001年には、エイズ治療薬がすべてのHIV陽性者に届くよう、地球規模のネット
ワークに参加してWTO閣僚級会議に働きかけを行い、知的財産権に関する協定(TRIPS協定)がWTO加盟各国の保健医療の取り組みを妨げないとする宣言を引き出した。その結果、数百万規模で人の命が救われている。

この2001年のWTO閣僚会議の際、最後の最後まで知的財産権保護を主張し、エイズ治療薬の安価なジェネリック薬に反対した国の一つが日本であった。日本政府は、人々の生命よりも知的財産権、すなわち企業の富を優先しようとしたのだった。

また、国際的な情報ネットワークは、社会的に弱い立場にある人の生きる権利を守ってきた。

かつて、私たちは南アフリカのアパルトヘイトに反対する国際的な運動に加わり、その撤廃を応援した。その際、日本政府はアパルトヘイトに協力する立場を選び、1987年には広範な反アパルトヘイトの闘いに対して弾圧を行っていた南アフリカの最大の貿易相手国となった。日本政府は、人々の生きる権利を守り、差別を許さない国際的な流れを妨げる立場にたってきたのである。

現在、日本政府は、「国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信としネットワーク社会の発展に伴いその漏えいの危険性が懸念される中で、我が国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるもの」を対象に取り扱いの方法、取扱者、罰則等を定める特定秘密保護法を制定しようとしている。

これは、国際的にも、また、日本においても進められている情報公開の取り組みに逆行するものである。国民の安全保障という名目で国民の知る権利を阻害するものである。こうした法律の制定を許せば、過去、日本政府がとってきた、人の命を救い生きる権利を守る取り組みを妨げる姿勢がますます強まる、そんな一里塚
になるであろう。

情報収集こそが国際協力の出発点だ。

「知ること」「表現すること」「生きること」を妨げるいかなる法律の制定にも、私たちは反対する。

以上、引用。 (大)
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2013年10月25日

読書と脳

つい最近まで暑い暑いと言っていたのに、気がつけば、もう秋。
秋と言えば、そう、読書の季節です。

以前読んだ本によれば、人類が文字を持ったのは、ほんの数千年前なのだとか。

そもそも人間の脳は、構造的に生まれながらにして
文字を読むようにはつくられてはおらず、
例えば視覚や発話などのプログラムは
遺伝子にプログラミングされているものの、
文字を読むというプログラムは遺伝子にはないのだそうです。

そのため、読むという新しいスキルを習得するためには、
これらの生来備わった構造に新しい接続を生み出し
再編成させていくというプロセスが必要となります。

但し、脳は機械とは違って、驚くほど柔軟性があるので、
繰り返し学習することによって、変幻自在に変化し、進歩させていくことが可能。
文字を読むと、それぞれの脳は生理学的にも知的にも
果てしなく変化していくのだそうです。

更に読書は、自分の意識から抜け出して、年齢や文化も異なる
他人の意識の視野を体験し、共有することができます。
そうした経験で、心は豊かになり、
心に思い描ける自分の未来像にも変化をもたらします。

読字は、ものの考え方を変え、脳を変化させる最良の媒体なのだそうです。

ということは、ひょっとして、読書によって、
私の脳もまだまだ進化の可能性があるということ?

よし! 今週末は図書館に行ってみようかな(中)
14:05 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月19日

ベトナム・ラオスの家庭での夕食時間

ベトナムやラオスで働いていると時々、現地の協力機関の人達の家庭で夕食に呼ばれることがあります。

そこでよく日本人との時間の流れについての感覚の違いを痛感します。

例えば、夕食に呼ばれるのが16時で、そこから食材の買い出しが始まり、料理を作り、夕食が実際にスタートするのは18時から。

19時00分に夕食を食べ終え、それからテレビを見ながら果物を食べ、お茶をして帰宅するのが20時を過ぎることもあります。

これが週末の土日や何かのパーティーなら良いのですが、平日の一般の出来事です。

食事前と食事後のゆったりとした時間の過ごし方に、正直、少し焦りを感じることがあります。

先日は16時〜21時まで夕食に費やした時は、心の中で「まだ、やらなければならないことがあるのに夕食に5時間もかけてしまった…」と焦燥感に駆られました。

日本では各飲食チェーン店が客が注文してから食事を出す早さを売りにしていますが、ベトナムやラオスではそのような早さは日本ほど「売り」にならないかもしれません。(崎)
10:58 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月11日

観たい映画(本を護った人たちの話)

先日知人と話をしていたら
「あそこの松茸の天ぷらが150円なのに結構イケて…」
なんて言っていた。

あれ、もう松茸の季節だっけ?
などとつぶやいたところ
「もうそろそろ終わりだよ」と(!)。

いつまでも暑いし蒸してるしで
真夏とおんなじ格好で通勤してるから
もう暦は秋も真っ盛りになってたの気がつかなかったよ…。
 
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10:17 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月04日

肝に銘じておくべきこと

海外出張で海外から日本をみる機会が多いと、日本国内のマスメディアの論調とそれに影響された人々の動きに違和感をもってきました。

この違和感、個人レベルのものならば大した問題ではないでしょうが、最近では国家間の問題になっています。

外部の人々が事実として認識していることを当事者が事実として認めないのは、違和感どころではありません。時に「感情的」な非難になるのは当然だと思います。

加害者は忘れたくても、被害者は決して忘れないことを肝に銘じておくべきです。(大)
15:56 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする