2014年01月24日

図書館の障がい者サービス

「すべての人にすべての図書館サービス・資料を提供することが
図書館の役割であり、図書館でいう障がい者とは、
身体障がい者や高齢者だけではなく、
図書館利用に何らかの障がいのある人のことをいうのですよ。
例えば施設の入所者や外国人、病気等による一時的な障がい、
妊産婦等も対象となるのです。」

障がい者サービス担当の方から初めてそのお話を聞いた時、
図書館にそのようなサービスがある事を何も知らなかった私は、
「へぇ〜、図書館って進んでいるところだったのだなぁ」と驚いてしまいました。

今でこそ「障がい」とは身体機能の障がいのことだけをいうのではなく、
その人が生活していく上で制限があることなどと捉え方が変わりましたが、
図書館では、まだユニバーサルデザインとかバリアフリーなどという言葉が
世間一般で言われるよりずっと前、1970年代初頭からこうした考えのもと、
地道にサービスに取り組んできたのだそうです。

例えば、墨字をそのまま読むことが困難な人のための
点字、白黒反転、拡大文字。
活字を読むことが困難な人には録音、対面朗読サービスなど。

対面朗読では、図書に限らず、
カタログ、折込み広告、回覧板、家電の使用説明書等、
日常生活をする上で必要な情報を読むこともあるのだとか。

来館が困難な人に対しては、宅配や郵送で家まで届ける、
資料照会を電話で行なうなど、かなりサービスの幅が広い。

録音資料を作るにあたっては、漢字の読みはもちろんのこと、
図や系図、写真、挿絵などをそのまま見ることが困難な人に対して
いかに客観的に説明するか、化学式の説明はどうするかなど、
ただ書いてある文字を「朗読」すればよいのではなく、
そこに書いてある全てがきちんと相手に伝わるよう
「音訳」する技術も必要になってきます。

もちろん、それぞれの施設の状況やスタッフ数等も異なるので、
場所によってサービスの内容に差があるのはやむを得ないことと思いますが、
図書館の障がい者サービスの奥の深さには、ただただ感心するばかり。

「これ、どうやったら伝わるかなぁ」
「あの人にはどう伝えたらわかりやすいかなぁ」、
仕事上でも、私生活の上でも、時々迷うことがあります。

住民の知る権利を保障するための障がい者サービスは、
コミュニケーションの方法、特に相手に伝える技術を学ぶ
ヒントの宝庫のような気がしました。(中)
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2014年01月18日

ベトナム北部は寒いんです

ベトナムというと、常夏の東南アジアというイメージを持っておられる日本人は少なくないようです。

しかし、ベトナムの国土は南北に約1,650kmの長さがあり、日本と同じく縦に細長い国で、北部と南部によって気候が異なります。

多くの日本人が常夏ベトナムの気候を想像する時、それはベトナム最大の商業都市ホーチミンなどがある南部の気候です。

一方、首都のあるハノイ北部では四季があります。そして今の時期、北部は冬で、10度を下回ることも多々あり、ジャンバーなしでは過ごせません(ちなみにベトナムでは気温が10度を下回ると小学校は休みになります)。

ただ、中国国境近くの山岳地域以外では、雪は降らないので、ベトナム人の多くは雪を直に見たことがありません。

また、ベトナムの家は冬の寒さを緩和することを考えて作られておらず、コンクリート設計に加え、家の窓の幾つかは隙間風が家の中に入ってくるような設計で作られています。

事務所など冷房が設置されている部屋は多いですが、暖房が設置されている部屋はほとんどなく、みんな「寒い、寒い」と言いながら厚着をして仕事をしています。

もっとも農村部では、暖房どころかお湯が水道から出ません。

そのような環境下で暮らす、農村部の人達は大変でしょうが、強いな、といつも感心させられます。(崎)

13:14 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月10日

2014年です

みなさま

新年明けましておめでとうございます。
本年も引き続きのご支援をなにとぞよろしくお願い申し上げます。

とうとうやってまいりました、2014年。平成26年。
(年号使わないので書かないと忘れちゃうぞ、と)

今年はエファジャパン設立10周年記念の年でもあり、
事業の面でもこれまで準備を進めていたものが
動き始める時期に来ている予感。

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16:01 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする