2015年04月29日

カンボジアの祝祭日と仏教、そして王室

 カンボジアは非常に祝祭日が多い国です。年間で28日、日本の16日間と比較すると12日間も多いことが解ります。日本も今週からゴールデン・ウィークを迎えますが、日本のゴールデン・ウィークやシルバー・ウィークの様な大型連休がカンボジアでは年間4回あります。

 今年の例を挙げてみますと以下になります。年の最初の大型連休はカンボジアのお正月で4月、今年ですと14日(火)〜16日(木)がカレンダー上の祝祭日で、ほとんどの人が13日(月)と17日(金)をお休みとしますので、実質9連休になります。次は5月、国王誕生日の連休です。5月13日(水)〜5月15日(金)がカレンダー上の祝祭日、週末を含めて5連休になります。3回目は10月、11日(日)〜13日(火)のお盆休み(盂蘭盆)と15日(木)の前国王追悼記念日、カンボジアの場合は振替休日を現首相が廃止しましたので飛び石連休になります。最後が11月24日(火)〜26日(木)の水祭りです。

 こういった大型連休の内容を見てみますと、すべてが仏教と王室に関わる行事に関連していることが解ります。カンボジア正月は4月、日本でも「花祭り」が開催される時期です。つまり、仏様の誕生をお祝いするのがこのお正月です。5月の国王誕生日と10月の前国王追悼記念日はその名称通り、解説するまでもありません。10月のお盆休み(盂蘭盆)は先祖の魂が帰って来る日ですし、11月の水祭りは収穫を仏様に感謝するために行われます。こうしたことからも、カンボジアの人たちの生活の中に「仏教」と「王様」が浸透しているのが窺えます。

 首都プノンペンにいますと、キリスト教徒やイスラム教徒のカンボジア人と顔を合わせる機会も少なくはありませんが、仏教徒のカンボジア人は他宗教を敵視する様なことはしません。また他宗教のカンボジア人たちも、仏教行事をベースに動く社会に対して特に反発をする様なこともなく、仏教の時間の流れの中で生活をしています。(島村)
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2015年04月24日

カンボジアのお正月

 先週カンボジア出張から戻りました。
 
 先週カンボジアは正月を迎え、14日が日本で言う元旦でした。

 カンボジアでは年に3回新年を迎えると言われています。西暦の1月1日、中国暦の旧正月(西暦では2月)、そしてクメール正月(西暦では4月)。

 当然ながら一番重要な正月はクメール正月で、家族でお寺に出かけたり、帰省して故郷で祝ったりするので、首都プノンペンは車や人が激減します。

 エファのパートナー団体SCADPは、プノンペンやタイと国境を接するプレアビヒア県で、様々な理由で保護者と生活できない子ども達のシェルターを運営しています。

 正月前にプレアビヒアの施設を訪問した際には、子ども達と正月前のパーティを楽しみました(新着情報参照)。

 プノンペンの保護施設では、複数の職員や協力者が帰省できない子ども達を自分の家に連れて行き、正月を祝っています。

 というわけで、正月に保護施設内にあるエファの事務所に出勤した際は、施設出身の大学生が一人で留守番をしていました。

 写真は、施設に飾られていた正月のお飾りです。

(大)

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2015年04月17日

新年度のはじまり

4月が始まり、半月が経ちました。
この4月から新生活を始められた方もいらっしゃるかと思います。

出勤途中に毎朝、日本武道館の前を通りますが、4月のはじめは色々な大学の入学式で連日大賑わいでした。
新生活を始める学生たちの希望に満ちた顔。自分の○×年前の大学入学式を思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。
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2015年04月10日

矛盾しているように思えるのだけど

ベトナムに住んでいると、ベトナムの文化・慣習には日本人の目からは矛盾していると思える事例が少なからずあり、理解しきれないなあと思うことがよくあります。その中でも、交通事情とお金に関しては自身の生活にも密接していることから、よく考えさせられます。

まずは弱肉強食のベトナムの交通事情。無秩序状態の道に我先にと割り込むのですが、そこで一番優先されるのは力が強いトラックなどの大型車、次に乗用車、バイクと来て、最後に歩行者です。

一方で、バスなどに乗ると年配の人や妊婦、障がい児者の人には皆がすぐに席を譲る心優しい(礼儀正しい?)側面があります。しかし、バスの中にはスリが多いのも事実。

また、ベトナムは中国と同じく社会主義国で、汚職の問題が深刻です。

賄賂が半ば公然と行きかっています(ただし、一般の庶民は支払う側の立場になることはあっても、賄賂を受ける立場になることはほとんどありません)。さらに他国に比べ、一般の庶民の人々も金銭的利益にシビアな気がします。 

ベトナムに長期滞在している外国人の中には、極端ですが「ベトナムでは何でも金次第」という人もいます。

しかしその一方で、身内や親しい友達、近所の人同士の間では、金銭的な損得なしにお互い助け合ったり、支え合ったりし生活しており、それらの事例を目のあたりにして感心させられることが少なくありません。

また、宗教には関係なく、日本に比べ寄付なども進んでする人が多いです。(ベトナムのこちらの側面を生かすことができれば、効果的な活動が出来る気がするのですが…)

ベトナム社会一般の慣習において、ベトナム人の思考回路はどのようになって、これらの善悪が一貫性なく共存しているのか、私自身なんとか解明し理解しようと思ってはいるのですが、まだ理解しきれません。

或は日本くらいに経済発展すれば、これらの慣習も変わっていくのでしょうか?

他国との文化・慣習の違いを知ることは難しくないのですが、文化・慣習の違いを理解するのは何年その国に居ても難しいものです。(崎)


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2015年04月02日

障がい児保育のニーズに挑む(in日本)

今日は障がい児支援つながりだけどエファとは全く関係の無い話を…。

駒崎弘樹という人を、
名前だけでもご存知の方は多いのではないだろうか。

子どもの病気で欠勤が続き失職した女性の話をきっかけに
NPO法人フローレンスを立ち上げ
病児保育事業を成功させた社会起業家としてよく知られている。

主に子育てと仕事の両立を問題意識の中心として、
事業を通じて社会問題を解決しようとする経営者である。
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17:13 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする