2016年04月30日

ベトナムの地域間格差

今週、ラオス北東部のフアパン県に出張する機会がありました。フアパン県へは、ラオスの首都ヴィエンチャンからは、2時間かけてセスナ機で行くか、24時間かけてバスで山道を通って行く方法しかありません。

これまでフアパン県へは2回行ったことがあり、移動にセスナ機とバスの両方を利用したことがありますが、突風が吹いたら吹き飛ばされそうなセスナ機を利用した時も、バスでガードレールのない山道を通って行った時もどちらも怖かったので、なんとかフアパン県に辿りつく別の良い方法はないかと模索していました。

そしたらインターネットでベトナムのタインホア省からラオスのフアパン県へはバスで入国できるということを発見し、今回はベトナム・タインホア省⇒ラオス・フアパン県というルートをバスで移動することにしました(私はベトナム駐在中です)。

勤務地であるハイフォン市からタインホア省までバスで5時間、タインホア省からフアパン県までバスで9時間かかりますが、それでもヴィエンチャン都からセスナ機やバスで恐々と移動することを考えれば、自分に取ってはゴールデンルート(Golden route)です。

また、今回のバスの移動で一つ楽しみにしていたのが、タインホア省とフアパン県は山岳地帯で接しているため、ベトナムの山岳地帯の風景を観られるかもしれないということでした。

ベトナムの山岳地帯へは10年前に教育調査で行ったことがあるのですが、それ以来行く機会ありませんでした。経済発展を遂げるベトナムにおいて、山岳地帯の生活水準も上がっているのかということが気になっていました。

タインホア省の都市部を出発し、3時間ほどするとバスは山岳地帯へと入って行きます(ベトナム側の山岳地帯の道には大体ガードレールが付いています)。

するとそこには、場所は違えど10年前に見た山岳地帯の風景とは変わらない風景が目に入ってきました。

のどかな田園風景に、木造で屋根はトタン屋根か藁ぶき屋根の家からなる村が点在しています。家の中には、水道もトイレもないでしょう。お店も周囲にありません。

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ハノイやホーチミンとは別世界です。これらの都市には、日本のショッピングモールと比較しても遜色のない大型のショッピングモールが進出しています。

私が10年前にベトナムの都市部と山岳地帯の小学校で学力テストをさせてもらった時、子ども達の地域間の学力格差は驚くほど大きいものでした。

あれから10年。ハノイにはベトナム人の富裕層を主な対象とした15万円〜20万円(日本円換算)も月謝がする小学校のインターナショナルスクールもできました。

一方、山岳地帯に住む子ども達の教育環境も少しは改善されているでしょうが、格差はさらに拡大しているようで、生まれた時点で、びっくりするような格差が子ども達の間には存在しているのだと思います。

現在も、ベトナムでのODA援助額は日本がトップですが、近年は貧困対策よりも、日本企業がベトナムに進出しやすい環境を整えるための支援が重要視されてきています。

ベトナムの貧困問題は改善されたことと、韓国や中国企業などの外国企業との競争が激しくなっていることがその背景にあります。

経済発展から取り残されている山岳地帯の人達は、いつになったら経済発展の恩恵を十分に受けることができるようになるのか?

移動中のバスの中で、色々な事を考えさせられました。

(崎)
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2016年04月21日

被災されたみなさまにお見舞い申し上げます

このたびの地震で被災されたみなさまに
心よりお見舞い申し上げます。

5年前の震災の時、東京は震度5でした。

当時事務局は耐震基準の低い古いビルに入っていたせいもあってか
事務局内の棚からは物が全て落ちてくるという状況でしたが、
幸い家具類が動いたり倒れたりすることはありませんでした。

それでも、なかなか収まらず徐々に強くなる揺れに
今までにない、言い知れぬ恐怖を感じたのを忘れられません。

今回熊本では震度7が2回、さらに震度6の揺れが何度も来ていました。

被災された方々がどれほど恐ろしい思いをされたのか
まだ余震が続くなか心が休まる時が無いのじゃないかと、
想像しています。

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12:37 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

最近気に入ったDVD

3月31日に事務局長を定年退職し、4月1日からは嘱託として週4日、決済を除く同じ業務を行っています。

金曜日を休むことにしたので、週末が3日になりました。おかげで、DVDを見る時間が増えました。
最近気に入った作品を以下に紹介します。

■ダウントン・アビー(原題:Downton Abbey)
 第一次世界大戦前後のイギリスの貴族と使用人達のドラマ。
 タイタニック号の沈没や第一次世界大戦、スペイン風邪、アイルランド独立戦争などの歴史的事件に登場人物が巻き込まれ、ドラマに現実味を付加しています。

■パーソン・オブ・インタレスト(原題: Person of Interest)
 アメリカ政府は個人情報を収集分析して将来のテロ攻撃を予測するコンピュータシステムを構築したが、システムを作ったエンジニアは、システムがテロ以外の普通の犯罪を予知しても「無用な犯罪」として対応しない政府とは別に、「無用な犯罪」を阻止するために、元特殊部隊員や秘密工作員を雇って被害予定者を救うというクライムサスペンス。
 アメリカでの放送開始は2011年9月です。アメリカ国家安全保障局員のエドワード・スノーデンがアメリカ政府による個人情報収集活動を香港で告発したのは2013年6月ですから、ドラマの先見性に感心します。

2作品ともテレビで放送されたそうですが、ツタヤでDVDを借りることができます。

(大)
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2016年04月08日

新年度がスタート

今年も桜の季節となりました。
各地でお花見を楽しまれている方も多いかと思います。
毎年桜の花を見ると、 “新しい一年がはじまるぞ”と新鮮な気持ちになります。

我が家では、子どもたちが保育園で一つ上のクラスに進級し新生活が始まりました。息子の方はこの春から年長組に。まだまだ先が長いと思っていた保育園生活も気がつけば最後の1年となりました。

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17:17 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする