2017年03月02日

ベトナム・障がい児クラブ保護者の声

エファジャパンは現在、ハイフォン市で7箇所の障がい児クラブの活動を支援しています。以下は、その内の1つであるフンティエン村障がい児クラブで、保護者代表を務めるグエン・バン・フン(仮名:5歳、男子)の祖父が、当クラブの会議で発表した原稿を一部抜粋した文章です。

「人は誰でも皆希望を持って生まれてきます。人々が最初に普通に望むことは、他の人が自然とできることを自分もできるようになることです。即ち、人が育っていくうえで、基本的な発達や形態を辿ることです。しかしながら実際は、全ての人がそのような幸運に預かれる訳ではありません。色々な事が原因で、産まれてきた人の中にはハンディに耐え、不安、心配、悲しみに冴えなまれながら、家族や社会も悲観的にならざるを得ない人もいます。

しかし幸いなことに、望んでいないこれらのハンディを、文明社会では人々が暖かい手を差し伸べ、愛情、理性、責任を共感・共有し、サポートしてくれます。(エファジャパンの現地協力機関である)ハイフォン市ソーシャルワーセンターやその各関係協力機関が行なっている活動は、その一例を体現しています。

フンティエン村障がい児クラブに加入している私の孫フン5歳は、知的障がいと先天性奇形の二つの障がいを抱えています。フンは2015年3月からフンティエン村障がい児クラブに加入し、1年近くが経ちました。障がい児クラブで行われる各活動や、心理的・物的サポート、障がい児クラブと家族の連携したケアなどにより、私達はフンティエン村障がい児クラブが次のような有益な効果をもたらしてくれていると感じています。

1.フンティエン村障がい児クラブでの交流を通して、フンは周囲の人・物に対してより積極的に感じ、反応するようになりました。自閉症の症状はまだ重いものの、少しずつ軽減されているように思えます。
2.記憶力の向上、他人を思いやる姿勢、自分自身を大切にする行為などが、フンからはっきりと見て取れるようになりました。
3.家族が持つフンへの懸念も以前ほどではなくなり、フンの成長に対する希望も徐々明るくなってきました。

これらの効果が見られるようになるには様々な要因が影響していると思いますが、障がい児クラブが行なう活動やケアが重要な役割を果たしていると思われます。

フンティン村障がい児クラブでお世話になっている子ども達の家族及び保護者の代表として、ハイフォン市ソーシャルワークセンター、エファジャパン、支援者、ビンバオ郡労働傷病兵社会局、フンティエン村人民委員会関係者、特に障がい児クラブの活動の開催に直接関わってくれている方達に、子ども達及びその家族に喜びと幸福をもたらしてくれることに深く感謝申し上げます。」

写真(3).jpg
(フンティエン村障がい児クラブ中秋節のイベント活動風景)

(崎)
10:08 | Comment(0) | ベトナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする