2011年05月31日

開発教育ファシリテーター研修というのを受けています part1

正確には「研修」ではなく大学の公開講座なのだが、
エファジャパンの研修として私は受講している。

4月に始まり、来年の1月まで続くコースで、
ほぼ週に1回終業後に拓殖大学へ通っている。

さて、この「開発教育ファシリテーター」だが、
何をする研修なのか。

字面で見るとなんか「開発」に関する「教育」についての
「ファシリテーター」なのね、と考えられる。

「ファシリテーター」の「○○ーター」は
「オペレーター」や「ターミネーター」の例から見て
○○する人(奴)ってな意味合いなんじゃないかと想像できる。


英語のファシリテート(facilitate)は
促す、とか円滑にする、というような意味なので、
言葉的には「促す人」「(物事を)円滑にする人」
ってことでしょうか。


では、ファシリテーターとは何する人ぞ?

良い日本語が無いのでカタカナ表記のまま
使われているんだろうと思うが、
平たく言えばやっぱり「司会進行役」かな…。

会議やワークショップなど(学校の授業も)で、
出席者の自発的な発想や発言を促しつつ
議論や場を進行し能動的な学びや結論に結びつける…

っちゅうような役回り?


例えば「子どもの躾について考える」
というようなセミナーに参加したとしよう。

プログラムの中に、
「いい躾ってどんなの?」というワークショップがある。

これは参加型のプログラムで
セミナー参加者同士が自分の体験や理想を話し合いながら
何が「いい躾」なのかを考えようというもの。

子育て専門家が提唱する躾を学ぶのではなく、
話したり聞いたり考えたりする中で
自らの気づきや納得にたどり着くことが目的だ。

こうした参加型のワークショップなどに登場するのが
この「ファシリテーター」。

ファシリテーターは

参加者の緊張をほぐし、
議論の発端となる質問をなげかけ、
出席者の発言や参加を促し、
時には違った角度からの考察を提案し、
さまざまな意見を整理したり集約したりして、
議論を深める中で各人が学びや気づきを得る

ために様々なテクニックを駆使する縁の下の力持ち

というイメージ。


ファシリテーターは講演や講義における講師とは違って
自分が持つ知識を聴衆に伝える役回りではない。

ある特定の分野における専門家というよりも
司会進行職人。

実際この講座を受けてみると、
ファシリテーターとなる人物の感受性や能力も重要ながら
要所で使うべきテクニックもあることが分る。

初めて会う赤の他人が集うこうしたワークショップなら
ファシリテーターの技術が参加者の満足度を大きく左右するだろう。



じゃぁ、ファシリテーターはなんとなく定義したところで
「開発教育」って何ぞや?

これも、どうも内容や定義には歴史的変遷や解釈があったり
他の似たような言葉との関係もあったりするようだ。

でも誤解を恐れずに簡単に言うと、「開発教育」とは
途上国並びに世界が抱える問題を学び自分との関わりを理解する中で
問題解決に向かう個人の行動を促す教育
といったところか。


途上国における貧困や紛争、環境破壊などの様々な負の状況に
我々先進国の住人が無関係でないことは
かなり広く認知されてきているのではないかという気がするが、
開発教育の目的はそれを知識として知るだけでなく
学ぶ過程で「じゃぁ自分はどうするのか」というところまで
持っていくことを目的にしている(するべき、らしい)。

この「じゃぁ自分なら」という行動の変革までを
開発教育がめざしているのだという前提で考えると
主に知識を伝達する講義・講演スタイル(だけ)では
その目的を達成するのはやはり難しく、
自ら議論に参加し考えるワークショップスタイルが
より効果的だろう。


良いワークショップの背後には必ず良い「ファシリテーター」が…。

なら、開発教育にも良い「ファシリテーター」が不可欠だっ!
ということで「開発教育ファシリテーター」養成講座、である。

ここでは、開発教育の基礎と
ファシリテーションの基礎を学ぶことができ、
そのどちらか一方を目的にしている受講者も多いようだ。

ただ、講座がめざす最終地点は
あくまで開発教育の振興と推進のための
ファシリテーター養成なのではないか
と私個人的には思っている。


ちなみに、「教育」と言うと学校教育かなとすぐに思うが、
子どもに対する教育に限定と考える必要はないみたい。

まぁ、子どもの頃からこうした内容やスタイルの教育を
してくれたらいいなと親のはしくれとしては思う訳だが、
当然大人も十分対象であるし、
開発教育が個人の生き方・行動に影響を与えることを目的とする以上
逆に子どもの頃から大人になった後までの
「生涯」にわたる学びが期待される分野ではないかと思う。



さて、ではなぜ私がこの講座を受けているのか…

については、長くなったので次回以降に 

to be continued...

(宮)


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