2011年12月22日

サンスクリット語

12月の初めにラオスに1週間ほど出張した。

記憶が薄れないうちに色々投稿しよう
などと考えていたのだが、
留守にしていた間の宿題に
青息吐息で追い付こうとしている間に
2週間近くも経ってしまった今日この頃である。

ということで、ラオスの楽しい思い出は
ちびちび放出させていただく予定。

で、今日はサンスクリット語↓

サンスクリット語0.JPG

これは乾燥した椰子の葉に
サンスクリット語で彫られた私の名前。

最初の2文字が英語でいう「Ms.」。
その後ろが「みやはら」である。

どこからどこまでが1文字なのかもよく分らないので
どれが「み」でどれが「や」なのかと聞かれても
全く答えようはないのだが、
音を表す文字の組み合わせであることは間違いない。

古代から中世にかけて東南アジアや
インド亜大陸で使われていた言語であるらしい
(ウィキペディア受け売り)。


文字を刻んでいく様子はこんな感じ↓

サンスクリット語1.JPG
先端に尖った金属がついたペンで文字を刻む

サンスクリット語2.JPG
墨を刷り込む

サンスクリット語3.JPG
墨を拭き取る


削られた部分にだけ墨が残り文字が刻まれる。
サンスクリット語の名刺完成である。


こうした椰子などの葉を乾燥して紙の代わりにしたものは
貝葉(ばいよう)と呼ばれ、
細長い葉をつなげて束ねた本が貝葉本である。

ラオス国立図書館では古文書であるこの貝葉本を
収集・保存しており、
サンスクリット語で書かれたものがほとんどらしい
(仏教の経典が多いのかなと想像する)。

私の貝葉名刺を作ってくれたのは
ラオス国立図書館でこの貝葉本古文書を担当するこの方↓

サンスクリット語4.JPG

15歳のときにお寺へ入り僧として25年過ごした後、
今度は少年僧のための学校で15年教鞭を取ったという
筋金入りのサンスクリット語の達人。
(古い経典などはサンスクリット語で書かれているし、
 少なくともラオスでは僧侶はサンスクリット語が
 使えなければならないようだ)

訪問者と見るやささっとサンスクリット語を
書いてプレゼントするあたり、
なかなかの商売(?)上手と見た(笑)。

もうすぐ定年なのだが
自分の後任が誰になるか心配していた。

少年僧はお寺の学校に通うことができるため、
家計が厳しい家庭の男児が教育を受けるために
お寺に入ることはめずらしくない。

エファジャパンのラオス人関係者からも
数人からそんな話を聞いたような気がする。

日常生活ではサンスクリット語の出番は全くないので
お寺を出て大学に進学したり就職したりするうちに
だいぶ忘れてしまうらしいのだが、
俗世に出て10年以上経った人にも私の名刺は読めるようだ。

ラオ語の見た目に似ているので
ラオ語はサンスクリット語から派生したのかなー、
などと想像してみたり。

せっかくいただいたサンスクリット語貝葉名刺なので
見えるように保管したいと思案中である。

(宮)
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