2017年11月21日

ラオス・小学校校舎建設事業終了までの経過

エファジャパンは自治労東海地連のご支援でラオス中部のサワンナケート県ナーハンケー村小学校の新校舎を建設しました。今月、その校舎の活用状況を視察に行ってきました。

サワンナケート県立図書館から新校舎建設の要請を受け、事前調査に行ったのが2014年4月。

ラオスの首都ビエンチャン都から片道バスで約10時間。その後、サワンナケート県中心部からナーハンケー村小学校まで車で2時間30分の道のり。

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旧校舎

その後、調査結果をドナーである自治労東海地連に提出し、新校舎の建設をご支援いただけることになりました。

しかし、手続きなどで調査結果の提出から建設開始までに1年近くが経ち、その間円安が急激に進んでしまいました。そのため予算が足りなくなり、当初の設計から変更しなければならないことに。

変更後の設計でも、建設会社2社から送られてきた見積もりはこちらの予算を上回っており、何とか交渉しようとしたものの、提示した予算では校舎の建設は無理と断られ...

最後に頼みの1社に問い合わせ。この建設会社は、ビエンチャン都に事務所があり、エファジャパンが小学校図書館を建設する時には、いつも建設を依頼している建設会社です。

社長の母親は、教育支援のNGOを運営していることから、エファジャパンの活動に共感してくれており、「これじゃ、利益が出ない」と言いながらもギリギリの価格でエファの建設発注を受けてくれることに。

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「利益が出ない」と言いながら、トイレが学校にはないということで無償で設置してくれました。

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写真右側のラオス人らしくない風貌の人が建設会社の社長。ポーランドで建築学を学びました。


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建設に当たっては村人たちから村の木材を集めてもらい、提供してもらいます。

その後、2015年6月から建設が始まり、2015年9月に建設が終了。

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その期間もエファの職員を派遣し、建設状況をチェック。

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完成した新校舎。

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旧校舎時の授業風景。

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新校舎での授業風景。

新校舎建設後は、東海地連のご一行も来て落成式を開催。

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落成式。


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お別れの際、見送ってくれる子ども達。


新校舎建設前の旧校舎には2教室しかなく、1年生と2年生、3年生と4年生が同じ1つの教室で、先生1人が教える複式学級を採用していました。また、5年生は校舎裏の外で授業を受けていました。

今月の視察では、新校舎を建設し教室数が増えるに当たって、きちんと先生が増員され、1クラス1教室に1人の先生が担当する体制が採られていたことが確認できました。

新校舎建設前に先生の増員について地元の教育局とは文書で合意していたものの、この合意がきちんと守られるか気がかりでした。

1教室当たりの面積、教室数、先生の人数が増えたのに応じ、各学年の子どもたちの人数も増えたことを確認し、一安心。

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一緒に建設した図書室もよく利用されている様子。

これで、この事業は予定通り終了することができたことになります。

東海地連の皆様、温かいご支援どうもありがとうございました!

(崎)




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