その時の様子の一部を紹介します。
車での移動。ほとんどの道は舗装されていません。
フアパン県の中心地から図書室を設置した一番遠い学校までは、山道を一日かけて車で移動することになります。
移動するだけでも疲れますが、それ以上に大変なのは本と本棚を各学校に搬送すること。
フアパン県に本屋はないので、本はエファジャパンが首都ビエンチャン都で購入し、バスでフアパン県教育局に搬送。
本棚はフアパン県で発注し、その後フアパン県教育局がトラックで本と本棚を事前に各学校に搬送してくれました。今回は全部で本を収納した段ボール58箱、文房具6箱、本棚56架を搬送。
このような場合、多くの教育局が各学校へ搬送するための輸送費や日当、諸経費の支払いを求めてきますが、フアパン県教育局は自費でしてくれます。感謝!
図書室設置の様子。
山岳地域は寒いので、焚火で暖まりながら先生たちと話し合い。
焚火の傍で昼食を取る子ども達。
エファジャパンは学校図書室を設置する条件の一つとして、図書室専用の部屋を学校で確保することをお願いしています。
これは、昨年4月にある小学校へ事前調査に行ったときに職員室で打ち合わせをした時の様子。この小学校は図書室がどうしても欲しいということで、この職員室を図書室にするとのこと。
今回の図書室設置で、職員室が図書室に様変わりしました。
では、「職員室はどこに移動したか?」と尋ねると、「職員室を村から運んできた」と言います。「???」、校舎の横には以前はなかった建物が…
村人たちが、この建物を手で持ち上げて運んできたとのこと。恐れ入りました。
子どもたち。
小学校で壺酒をご馳走になりました。
ある村の風景。
家の中はこんな感じ。
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村の中で一番立派な建物はお寺。村人たちの寄付によって、建設されたそうです。
ある小学校の校庭。この時期、フアパン県では梅の花が咲いています。
絶景!
(崎)