フアパン県は山間部に位置し、少数民族が多く、ラオスで最も貧しい県の一つです。
交通のアクセスも良くなく、そのためフアパン県で活動している支援団体はまだ多くありません。
そのような状況下でもエファジャパンは山間部の子どもたちに図書を届けるべく、2009年からフアパン県の学校図書室設置・運営を支援しています。
今回は、1年前に設置した学校図書室14箇所の活用状況を1週間かけて調査してきました。
その時の道中の様子をお伝えします。
ガタガタの山道。
ホテルに戻った後も車が揺れている感覚が残っていました。
私が初めてフアパン県を訪れたのは8年前。当時と比べると、それでも道路の状態はかなり改善されています。8年前はガードレールもない舗装していない凸凹道が多く、車が道を逸れ谷底に転落しないかとヒヤヒヤしていました。
先生は赤ちゃんを抱っこしながら、教えています。
校舎の横で遊ぶ子どもたち。
教室の前で。
カメラを向けるとポーズを取ってくれました。
支援先学校の村の風景。
支援先学校の村の風景。
訪問先学校での昼食。
多くの学校周辺にはレストランがないので、各訪問先の学校が食事を用意してくれました。魚や肉の食材は新鮮で、下手な日本のレストランより美味しいです。お陰でちょっと太りました。
ただ今回気になったのは、学校に行っても地酒やビールが出てこなかったこと。
以前は、学校を訪問すると40度前後の地酒やビールが振舞われましたが、今回は出てきませんでした。どうやら、アルコール類の学校での飲酒は控えるようにと上から各学校にお達しがでたようです。
学校での先生たちの貴重な楽しみ(?)がなくなってしまっている様子に、ちょっと同情してしまいました。
(崎)