2019年02月19日

自治労千葉県本部カンボジアでの活動

自治労千葉県本部の10名が2月10日〜16日の間、カンボジアを訪問しました。

今回の訪問の目的はカンボジア・プレアビヒア州で、エファジャパンの協働パートナーである、現地NGO・SCADP(Street Children Assistance and Development Programme)が運営する児童保護施設での修繕作業と、首都プノンペンでSCADPが同じく運営する児童保護施設で子どもたちと交流することです。

2月10日の深夜に日本を出発されたご一行は、同日の夕方にカンボジア・プレアビヒア州に到着しました。

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到着直後、SCADP代表と面会

気温5℃前後の千葉からカンボジア・プレアビヒア州に来られましたが、こちらの気温は日中35℃超え!

自治労千葉県本部到着の前日に現地入りし下見をしていた私は、「この暑さの中、本当に作業するの?」という言葉が頭の中を駆け巡っていました。

しかし当日、私の心配をよそに、参加者の皆さんは作業に打ち込んでいました。

この児童保護施設には貧困や虐待、孤児など、様々な理由で親と一緒に暮らせない子どもたち45名が生活しています。

自治労千葉県本部には2年前にも同施設で修繕作業をしていただきましたが、今回は男子寮の屋根の張り替えと幼稚園の壁のペンキ塗り・装飾をしていただきました。

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男子寮屋根根の張り替え

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強い日差し。この時の気温は36℃!

「目玉焼き状態です(笑)」と言いながら、作業してくれました。

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完成!これで雨漏りの心配もなくなります!

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こちらは幼稚園のペンキ塗り。まずは、壁を全体的に肌色に塗り、それから木の絵を描きます。

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その後、子どもたちも参加して、楽しそうに壁にペタペタと手形を付けていきます。

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完成!

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教室内も日本から持ってきた動物の絵柄を貼って装飾しました。

幼稚園が明るい雰囲気になりました。

作業の合間に子どもたちと交流。

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手品

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散髪

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サッカー

料理班は料理を担当。

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女性が中心となって調理。

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夕食1日目はカレー。

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夕食2日目は餃子スープとおむすび。子どもたちも一緒におむすびを作ります。

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みんなで一緒に食べます。

とにかく暑かった… この暑さの中での作業は普通の日本人にはできないと思いました。

自治労千葉県本部のメンバーの皆さんには、ただただ感心させられました。

その後プノンペンに移動して、2月16日はプノンペンの児童保護施設で子どもたちと交流。

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子どもたちとの触れ合い。

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一緒に夕食。

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日本から持ってきた文房具を子どもたちに配布。

参加者の皆さんがカンボジアの子どもたちのことが凄く好き!ということが伝わってくるツアーでした。

(崎)
13:24 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

ベトナムの発達障がい児支援

現在、エファジャパンはベトナム・ハイフォン市で発達障がい児支援を開始することを検討しています。

ベトナムでは、これまで主に外見で障がいが分かったり、はっきりと症状が見て取れたりする身体や視覚、聴覚などの障がいに関心が向けられてきました。

しかし近年、外見からでははっきり症状が見て取れにくい発達障がいにも関心が広げられるようになっています。

しかし、ベトナム政府にはまだ発達障がい児支援に関する具体的な政策はありません。

また、発達障がいの定義も統一されておらず、外国で使われている定義を各機関や個人が自分で選んで使用しています。

大きな問題は、発達障がい児をケアできる人材が育っていないこと。

ベトナムには障害児教育学部のある大学・短期大学は全国で3つしかありません。これらの大学の学部で発達障がい系列を専門的に扱うようになったのも、ここ10年のことです。

ベトナムには定期健診はなく、発達障がいだと分かるのは、親が自分の子どもは他の子どもより発達が遅れていると気付いた時です。

それから親は、口コミやインターネットで調べたりして、療育を受けることのできる近場の施設を探します。

しかし、発達障がいに関連する症状を療育の出来る専門医や専門家を見つけるのは地方都市でも困難で、農村部に至っては皆無です。

特に自閉症などの難しい症状になると、エファジャパンが支援しているベトナム第4の都市と言われているハイフォン市でも専門医や専門家と言われる人はいません。

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政府によるサービスの提供が遅れていることもあり、ここ5年で、ハイフォン市都市部では民間の発達障がい児支援センターの設置が急増し、現在は10以上のセンターがあります。

公立の幼稚園の3〜4倍、私立の幼稚園の1.5〜2倍の通園費が掛かるにもかかわらず、経営が成り立ち、且つまだこの種のセンターはハイフォン市で増加傾向にあります。

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ただし、これらのセンターの先生たちのほとんどが大学や専門学校で障がい児のケアについて学んだ訳でなく、一般教職課程を修めた人や、ソーシャルワークを学んだ人、子どもの関係の職に就いていた人が転職して、適宜勤務先で研修を受けながら、子どもたちのケアに当たっています。

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ハノイとホーチミン以外で行われる発達障がい児支援プロジェクトでは、ほぼ例外なくハノイやホーチミンからベトナム人の専門家を招いています。

しかし、需要に対して専門家の人数が少ないため、旅費とは別で専門家を呼ぶには1日1万5千円〜2万円かかります。この額は、ベトナムの機関やセンターが簡単に出せる額ではありません。

これから、この分野における若いベトナム人が育ってくれることを願ってやみません。

(崎)

※写真は全て、ハイフォン市ソーシャルワークセンターで行なっている発達障がい児の療育の様子

16:23 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月14日

カンボジア、寺子屋教室で勉強する子どもたち

エファジャパンは、カンボジアでの協働パートナーである現地NGOのSCADPと協力し、タイ国境地帯のプレアビヒア県で小学校がない村の子どもたちのための寺子屋教室の運営をサポートしています。

以前、SCADPは16の寺子屋教室の運営を支援していましたが、カンボジア政府は1村に1校小学校を建設する方針を打ち出しており、近年はプレアビヒア県でも小学校が建ち始め、役割を終えた寺子屋教室は閉鎖しています。

現在エファジャパンとSCADPは、まだ小学校のない5村の寺子屋教室の運営を支援しています。

先日、その内の2村の寺子屋教室に行き、子どもたち数人に生活の様子について話を聞く機会がありました。

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寺子屋教室

村の朝は早く大体4時〜5時に起床し、8時には寝る子どもたちが多いようです。

ほとんどの親が農業で生計を立てています。中にはタイに出稼ぎに行ったり、数日間森に狩猟に行ったりして帰ってこない父親もいます。

兄弟は5人以上いることも珍しくありません。

家で幼い弟妹の世話をするのは年長の兄姉の役割です。

今回、8人の子どもに、家にいる時に何をしているか?尋ねましたが、みんな家事や農作業の手伝い、牛の世話などと答え、「遊び」と答えた子どもはいませんでした。

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村の家

中学校に進学するには、寺子屋教室で6年生を終え、カンボジア政府公認の小学校課程修了試験に合格する必要があります。

中学校に通う場合、近くには中学校がないため、中学校が近くにある親戚の家に住ませてもらいながら、通うのが一般的なようです。

しかし、小学校課程修了試験に合格するだけの学力がなかったり、経済的に苦しかったりと、寺子屋教室から中学校に通える子どもは多くありません。

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授業の様子

先生は、村で高学歴となる中学校や高校を卒業した人がなるのが一般的です。教員の資格は持っておらず、寺子屋教室で教える前にSCADPから数日間の研修を受けます。先生の多くは農業との兼業です。

寺子屋教室の教育水準は低く、子どもたちはノートと鉛筆くらいしか持っていません。

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真剣な眼差しで授業を受ける子ども

授業内容は単純で、先生が黒板に書いたことをノートに写し、復唱することがメインです。

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子どもの世話をしながら、勉強を見る先生

3年間〜4年間学んでも簡単な読み書きができない子どもが少なくありません。

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授業の様子

経済発展が著しい首都プノンペンでは、月謝が10万円を超えるインターナショナル・スクールに通うカンボジア人も出てきています。

政府高官、不動産や建築業に携わる裕福な人はもっと裕福に、貧しい人は貧しいままと経済格差は拡大していく一方です。

子どもたちの生まれた環境が大人になった時の格差にそのまま繋がらないよう、エファジャパンは貧しい子どもたちに教育の機会を提供する活動を続けていきます。

(崎)
19:50 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月24日

一日も早く…

夏本番の8月前から、日本各地で今まで経験したことがない、
猛暑が続いています。
熱中症により亡くなる方も相次いでおり、文字通り、
「危険な暑さ」です。
十分に水分と休息を摂り、無理をしないでお過ごしください。

先週末、
東京にある岡山県・鳥取県と広島県のアンテナショップに
出かけました。

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=とっとり・おかやま新橋館
  (東京都港区新橋一丁目11番7号 新橋センタープレイス1F/2F)

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=ひろしまブランドショップ・TAU
 (東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディング)

どちらのアンテナショップにも、大勢の人たちが
買い物に訪れていました。
現地に行かなくても、「何かをしたい!」
という思いを持っている方々が、
これだけ多くいらっしゃることに、素直に感動しました。

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=とっとり・おかやま新橋館にある募金箱

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=ひろしまブランドショップ・TAUの2階にある募金“樽”

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=各県の名産品を使った商品。美味しくいただきました!

先の豪雨で被害を受けられた方々は、
暑さも相まって、未だ困難な状況が続いていることと思います。
でも、多くの人たちがみなさまのことを思っています。
一日も早い復旧をお祈りしています。

(味)
12:11 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月19日

ラオスの支援先で見え始めた自立への動き

多くの国際協力機関は、支援先の機関・施設が支援終了後も運営や活動を自分たちだけで持続していくことができるかに頭を悩ませています。

支援終了後も運営や活動を続けていくだけの人件費やその他諸費用を自分たちで賄っていく財政的基盤がない所は始めから支援対象から外すこともあります。

そのような財政的基盤を持たない所ほど貧しく、支援の必要性が高いケースがあるのですが、一方で運営を支援し始めると「いつまで続けないといかないのか、キリがない」という懸念が出てきます。

しかし、近年見られる東南アジア諸国の経済発展により、政府の税収入や住民の所得が増えるにつれ状況が少しずつ変わってきているのを感じます。

例えば、エファジャパンは自治労から支援をいただきながら、ビエンチャン都立図書館の運営やラオス図書館協会、学校図書館・図書室などの運営や活動を支援してきました(学校図書室に限っては一部個人や他団体からの支援)。

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ビエンチャン都立図書館

2006年に自治労の支援で建てられたビエンチャン都立図書館は、開館直後から自治労が運営費や備品の一部を毎年減額しながら今でも支援し続けています。

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自治労の支援で購入した清掃道具など

基本的に政府からは図書館の職員の人件費と光熱費しか支給されていなかったため、これらの支援がなければビエンチャン都立図書館が運営を続けていくのは困難でした。

しかし、今年になり、ビエンチャン都立図書館を管轄するビエンチャン都情報文化観光局から初めて職員の給与や光熱費の他に運営費として30万円が支給されました。

今後、毎年同額程度の運営費が引き続き支給される予定です。十分な額ではないものの、自立した運営を行なっていくのには何とかやりくきる額です。

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ビエンチャン都立図書館多目的ホールでの子どもの日のイベント

また、エファジャパンはラオス図書館協会を2011年から支援しています。ラオス図書館協会も政府からの財政的な支援はほぼ無く、運営や活動を続けていくにはエファジャパンからの支援だけが頼みでした。

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エファジャパンの支援で開催したラオス図書館協会主催ワークショップ

しかし、今年からラオスの公共図書館や図書館関係者から会費を集め始め、初めて自主財源ができました。

ラオスの各学校での図書館・図書室の設置に関しては、エファジャパンは2008年から支援しています。ラオスでは未だに学校図書館・図書室の運営費を政府が財政的に支援することはありません。

従って2008年に学校図書館・図書室の設置を始めた当初から、設置後の運営費を賄うため、引き続き支援者の方に運営費の支援をお願いしていくしかありませんでした。

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自治労の支援で建てられた学校図書館

しかし、今では生徒の各家庭も少しずつ所得が増え、図書館・図書室の運営のための費用を毎年納めてもらうことが容易になり、自主財源を確保できるようになりました。

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学校図書室で本を読む子どもたち

支援終了後、支援先が持続して運営・活動する財政基盤が整うまで10年かかるので、支援は10年後にならないと始めないと言えば、その10年間を生きる子どもたちは本を読む機会がないまま大人になってしまいます。

この10年間を生きる子どもたちのためにも継続して支援できるのは、労働組合の「運動」の一環として国際協力に取り組む自治労の支援の強みとも言えます。

ラオスの経済発展を見込んだ政府による税収の増加、家庭の所得の増加を見込んだうえでの継続支援が、最終的に各支援先機関、図書館・図書室の自立した運営・活動に繋がっていければ、一連のこれまでの支援も成功だったと言えるのかもしれません。

(崎)


13:12 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

ベトナム・ホアビン村障がい児クラブでのピアカウンセリング

エファジャパンは、ベトナム・ハイフォン市の支援先の障がい児クラブで、昨年から保護者を対象にピアカウンセリングを行なっています。

今回は、ホアビン村障がい児クラブでピアカウンセリングを行ないました。ホアビン村障がい児クラブでピアカウンセリングを実施するのはこれで2回目。

ピアカウンセリングは欧米や日本では割かし普及していますが、ベトナムでの実施例は民間の障がい者団体「独立生活クラブ」が幾つかの都市部で実施しているのみ。

エファジャパンの現地協力機関であるハイフォン市ソーシャルワークセンターにもピアカウンセリングは何かを中々理解してもらえず、実施予定のプログラムを送っても「目的が分からない。懸念している」というようなメールが返ってきて、ピアカウンセリングの目指すところや意義を長々と書いて送り返していました。

…と、言っても自分自身、上手くいくとの自信はなく、今回上手くいかなかったら、最悪今後はもう実施しないことも考えていました。

実施に当たっては、前回と同じくハイフォン市の独立生活クラブで自身が障がいを抱えている方にファシリテーターとなってもらいました。自信がないゆえに、事前の打合せは入念にして…

前回、ホアビン村障がい児クラブでピアカウンセリングを行なった時は、話のテーマが抽象的過ぎたのと会議室での実施となり適切でなかったため、今回は「子どもといて幸せと感じた瞬間」をテーマに設定し、ピアカウンセリング用の部屋を確保してもらいました。

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保護者間での会話は予想以上に盛り上がり、こちらが半ば強制的にストップさせなければ、会話は止まらない状況でした。途中で、10分間の休憩時間を挟むことを予定していたのですが、結局休憩なしで90分間皆で話し続けました。

保護者ら子どもたちといて幸せを感じる瞬間として、「外部の世界のことを認識してどこかに出かけたいと言い出した時」、「子どもは、よく学習できるわけでないけど、何か一つの事柄について学習できた時」、「ゲーム遊びやテレビ番組を理解した時」などが保護者からは挙げられました。

保護者たちは、自分の胸の中に溜めていた感情を共有することができたようで、「また、是非来てピアカウンセリングを実施して欲しい。」という声が多く聞かれました。

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それに対し、ファシリテーターを務めたホアさんが答えていたのは、「ピアカウンセリングは私たちが居なくても実施できます。私たちがすることは、皆さんをガイドすることだけです」。


そう、私たちがめざしているのは、保護者の皆さんをガイドし、自分で子どもの障がいに向き合い改善していく力を身に付けれるよう(エンパワメント)にしていくこと。

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保護者の子どもたちは隣の部屋で手洗いの仕方を教わりました

目に見える物質的な支援でもなく、一朝一夕で達成できるものではありませんが、やってみる価値はあると思っています。

当初はピアカウンセリングの実施に懐疑的だったハイフォン市ソーシャルワークセンターも、帰りの車中では、「今後は他の活動にもピアカウンセリグを取り入れていきたい」とセンター長が言い、他の職員は「ピアカウンセリングを実施するための研修を受けたい」と言ってくれました。

まだまだ始まったばかりですが、少しは展望が開けたかなと思えた今回のピアカウンセリングでした。

(崎) 
18:13 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月19日

障がい児クラブでの活動紹介

エファジャパンが連合愛のカンパのご支援をいただいて、ベトナムのハイフォン市で障がい児クラブの開始を支援をしてから4年が経ちました。現在は、5つの地域の障がい児クラブ(ドンクオックビン地区、ティエンラン町、タンフォン村、ダイバン村、ホアビン村)を支援しています。

各障がい児クラブでは、地域の障がい児たちが登録し、遊戯や文化活動、カウンセリング、リハビリケアなどを行なっています。

最近の活動の様子を紹介します。

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描いた絵を掲げる子どもたち(ティエンラン町障がい児クラブ)


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ダンスの練習をする子どもたち(ダイバン村障がい児クラブ)


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寄贈した玩具で遊ぶ子どもたち(ドンクオックビン地区障がい児クラブ)


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大学生ボランティアも活動に参加(タンフォン村障がい児クラブ)


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中秋節のイベントでの獅子舞の舞い(ホアビン村障がい児クラブ)


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中秋節のイベントで子どもたちに土産を贈呈(ホアビン村障がい児クラブ)


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リハビリワーカーによる重度の障がい児戸別訪問リハビリ(ダイバン村障がい児クラブ)


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ソーシャルワーカーによる戸別訪問カウンセリング(ダイバン村障がい児クラブ)


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「東南アジアの障害児に車椅子を贈る会」から脳性まひの子どもに車椅子を寄贈(ドンクオックビン地区障がい児クラブ)


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保護者を対象にしたピアカウンセリング(ティエンラン町障がい児クラブ)


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定期活動会議(ホアビン村障がい児クラブ)


障がい児クラブによる活動を通して、障がい児や保護者が少しでも生活の中で楽しみや喜びを見出してくれればと思います!

(崎)



08:28 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

ラオスの山岳地域で学校図書室を設置

1月6日から、ラオス東北部の山岳地域に位置するフアパン県に出張に来ています。今回の出張の目的は、小中学校に14箇所の図書室を設置すること。

その時の様子の一部を紹介します。

車での移動。ほとんどの道は舗装されていません。

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フアパン県の中心地から図書室を設置した一番遠い学校までは、山道を一日かけて車で移動することになります。

移動するだけでも疲れますが、それ以上に大変なのは本と本棚を各学校に搬送すること。
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フアパン県に本屋はないので、本はエファジャパンが首都ビエンチャン都で購入し、バスでフアパン県教育局に搬送。

本棚はフアパン県で発注し、その後フアパン県教育局がトラックで本と本棚を事前に各学校に搬送してくれました。今回は全部で本を収納した段ボール58箱、文房具6箱、本棚56架を搬送。

このような場合、多くの教育局が各学校へ搬送するための輸送費や日当、諸経費の支払いを求めてきますが、フアパン県教育局は自費でしてくれます。感謝!

図書室設置の様子。
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山岳地域は寒いので、焚火で暖まりながら先生たちと話し合い。
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焚火の傍で昼食を取る子ども達。
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エファジャパンは学校図書室を設置する条件の一つとして、図書室専用の部屋を学校で確保することをお願いしています。

これは、昨年4月にある小学校へ事前調査に行ったときに職員室で打ち合わせをした時の様子。この小学校は図書室がどうしても欲しいということで、この職員室を図書室にするとのこと。
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今回の図書室設置で、職員室が図書室に様変わりしました。
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では、「職員室はどこに移動したか?」と尋ねると、「職員室を村から運んできた」と言います。「???」、校舎の横には以前はなかった建物が…
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村人たちが、この建物を手で持ち上げて運んできたとのこと。恐れ入りました。

子どもたち。
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小学校で壺酒をご馳走になりました。
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ある村の風景。
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家の中はこんな感じ。
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村の中で一番立派な建物はお寺。村人たちの寄付によって、建設されたそうです。
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ある小学校の校庭。この時期、フアパン県では梅の花が咲いています。
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絶景!
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(崎)


19:46 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

組合員OGの方らによるラオスでの読書推進活動研修

11月末、読書推進活動研修の一環として、「3匹の子豚」を題材としたペープサート(※)と「科学あそび」の研修をラオスのビエンチャン都立図書館の職員を対象に行ないました。

講師を務めてくださったのは、東京都調布市で司書をされていた自治労元組合員の関谷さんと、そのご友人で「子どもと科学をつなぐ会」代表の代田さん。

関谷さんは以前、自治労東京都本部主催のラオスツアーでラオスを訪問されて以来、ラオスでの図書支援活動にご尽力されており、ビエンチャン都内に図書館を設置したり、ボランティアでラオス国立図書館やビエンチャン都立図書館の職員らに読書推進活動の研修などを行なってきました。 

エファジャパンもラオス国立図書館やビエンチャン都立図書館を支援してきたことから、これらの図書館職員への研修、エファジャパンの活動への助言、業務の一部委託などを通して、お世話になっています。 

今回の研修では笑いに包まれた和やかな雰囲気の中、ビエンチャン都立図書館の職員たちは「3匹の子豚」の物語の紹介、ペープサートで使う道具の制作、実演の仕方などを学びました。

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「科学あそび」では、子ども達は日常生活の中で起こる「なぜ?」「どうして?」「こうかな?」という出来事を実験を通し考え、日常の「不思議」を体験します。

代田さんによる研修では、「空気の振動」や「視覚の変化」、「摩擦と共鳴」などの不思議を子ども達に体験してもらうための実験の仕方について学びました。

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また、代田さんは近郊の小学校と中学校も訪問して、「科学あそび」での実験例を紹介し、子ども達にも実験に参加してもらいました。「なんで、こうなるの?」と子ども達は、興味津々です。

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エファジャパンは、自治労組合員の参加を支援活動の柱としており、地方自治体業務の中で組合員が蓄積した経験・技術を、現役組合員や元組合員が現地の人々と一緒に考え、参考にし、活動の中に取り込んでいきたいと考えています。

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今回、関谷さんと代田さんにビエンチャン都立図書館に来て研修していただいたことで、ビエンチャン都立図書館の職員が読書推進活動で子ども達に実践する題材のレパートリーをまた一つ増やすことができました。

こうしたことの積み重ねが、ビエンチャン都立図書館による読書推進活動スキルをラオスにある公共図書館の中で最も多様でレベルの高いものにしています。 

(※)紙人形劇のこと。楕円形の厚紙に割り箸状の棒を貼り付け、厚紙の表裏に物語の登場人物を描き、物語の進行に合わせて棒を繰る。日本では幼児向けの紙人形芝居として幼児教育の現場などで行なわれている。

(崎)
10:36 | Comment(0) | - | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月21日

ラオス・小学校校舎建設事業終了までの経過

エファジャパンは自治労東海地連のご支援でラオス中部のサワンナケート県ナーハンケー村小学校の新校舎を建設しました。今月、その校舎の活用状況を視察に行ってきました。

サワンナケート県立図書館から新校舎建設の要請を受け、事前調査に行ったのが2014年4月。

ラオスの首都ビエンチャン都から片道バスで約10時間。その後、サワンナケート県中心部からナーハンケー村小学校まで車で2時間30分の道のり。

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旧校舎

その後、調査結果をドナーである自治労東海地連に提出し、新校舎の建設をご支援いただけることになりました。

しかし、手続きなどで調査結果の提出から建設開始までに1年近くが経ち、その間円安が急激に進んでしまいました。そのため予算が足りなくなり、当初の設計から変更しなければならないことに。

変更後の設計でも、建設会社2社から送られてきた見積もりはこちらの予算を上回っており、何とか交渉しようとしたものの、提示した予算では校舎の建設は無理と断られ...

最後に頼みの1社に問い合わせ。この建設会社は、ビエンチャン都に事務所があり、エファジャパンが小学校図書館を建設する時には、いつも建設を依頼している建設会社です。

社長の母親は、教育支援のNGOを運営していることから、エファジャパンの活動に共感してくれており、「これじゃ、利益が出ない」と言いながらもギリギリの価格でエファの建設発注を受けてくれることに。

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「利益が出ない」と言いながら、トイレが学校にはないということで無償で設置してくれました。

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写真右側のラオス人らしくない風貌の人が建設会社の社長。ポーランドで建築学を学びました。


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建設に当たっては村人たちから村の木材を集めてもらい、提供してもらいます。

その後、2015年6月から建設が始まり、2015年9月に建設が終了。

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その期間もエファの職員を派遣し、建設状況をチェック。

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完成した新校舎。

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旧校舎時の授業風景。

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新校舎での授業風景。

新校舎建設後は、東海地連のご一行も来て落成式を開催。

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落成式。


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お別れの際、見送ってくれる子ども達。


新校舎建設前の旧校舎には2教室しかなく、1年生と2年生、3年生と4年生が同じ1つの教室で、先生1人が教える複式学級を採用していました。また、5年生は校舎裏の外で授業を受けていました。

今月の視察では、新校舎を建設し教室数が増えるに当たって、きちんと先生が増員され、1クラス1教室に1人の先生が担当する体制が採られていたことが確認できました。

新校舎建設前に先生の増員について地元の教育局とは文書で合意していたものの、この合意がきちんと守られるか気がかりでした。

1教室当たりの面積、教室数、先生の人数が増えたのに応じ、各学年の子どもたちの人数も増えたことを確認し、一安心。

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一緒に建設した図書室もよく利用されている様子。

これで、この事業は予定通り終了することができたことになります。

東海地連の皆様、温かいご支援どうもありがとうございました!

(崎)




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